食道がん手術時間
食道がんの手術時間は手術内容や個人の病状によって変わってきます。
早期の食道がんの手術ですとがんの侵食している範囲も小さいため、比較的短時間ですむ内視鏡を用いた手術を行います。
内視鏡的食道粘膜切除術と呼ばれている手術法は、一時間ほどで終わることが多いです。
ある程度病状が進行してしまった食道がんの手術ですと、胸を開ける切開手術をしなければいけません。
切開手術をする場合かかる時間は個人の病状や体質にもよりますが、
大体5、6時間ほどかかります。
食道がんは体力のない高齢者の方がなりやすいので、長く時間がかかる人ですと1回の手術に12時間ほどかかることもあります。
スポンサーリンク
食道がん手術の入院期間
食道がんで行う内視鏡的食道粘膜切除術は体への負担も比較的小さいく手術時間も短いため入院期間も2,3日で済むことが多いのですが、切開手術の場合は胸を切り開いているのでそれが治癒するまで1か月ほどの入院期間が必要になります。
食道がんでの食道をつなぐ再建手術を行った場合は治るまでに時間がかかるので、通常の切開手術よりも入院期間は長くなってしまいます。
入院してから退院するまでの食道がん手術の入院期間は6週間ほどかかります。
これはあくまで食道がん手術での平均入院期間なので、食道がんの病状が重かったり手術後の容体が悪くなったりするとこれより更に入院期間が延びてしまうこともあります。
スポンサーリンク