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食道がんの食事
食道がんにかかり、手術を受けて食道を切除した場合、食事をすることがとても大変になります。
一度に多くの量を食べたり飲んだりできないので、一回で摂る食事の量を少なくし、一日当たりの食事の回数を増やして、小分けにして栄養を摂る必要があります。
また、胸部と腹部の食道がんを患い、手術によって胃が食道のかわりとなった場合は、食事を摂ることで心臓や肺などの他の臓器を圧迫するので、息苦しさを感じます。
そして、胃や腹部だけでなく身体中にだるさを感じ、それが毎食後繰り返されることになります。
さらに、食後は胃の中にある食べたり飲んだりしたものが口の方へ逆流しやすくなっているので、しばらくは座った状態でいなければならず、就寝の際も胃液の逆流を防ぐために、上半身をやや起こした状態を保たなければならなくなります。
また、食道がんの手術後は、腹痛や下痢を起こしやすくもなるので、消化の良いものをゆっくりよくかんで食べるように習慣づける必要もあります。
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