トップページ>食道がんとは
食道がんとは
食道がんとは食道の組織に悪性の腫瘍ができるがんのことです。口の中で噛み砕かれた食べ物や水分を胃に運ぶ器官で全長約25センチでできており、ここにがんができます。
食道がんができやすい部位
日本人が食道がんになる部位で最も多いのは、上皮にできる「扁平上皮がん」です。
実に9割の方が扁平上皮細胞にがんが発生しております。欧米では「腺がん」と呼ばれている粘膜層の内側の腺細胞から発生する癌が殆どです。日本でも食生活の欧米化に伴い今後は腺がんが増えていくと考えられています。
スポンサーリンク
食道がんができるまで
食道がんができる原因は正常な細胞遺伝子が何らかの原因でがん化し、発がん物質やウィルス、紫外線により誘発され癌細胞が徐々に増殖し数億個の数になり検査等で発見されます。
正常な細胞は他では増殖することはありませんが、がん化した細胞はどこにでも転移し、頭のてっぺんからつま先までどんどん増殖していいます。
スポンサーリンク
食道がんがよくできる部位
食道は口から「頚部上部食道」、「胸部腹部食道」「腹部食道がん」という配置になっております。この中で最もがんが発生する場所は「胸部腹部食道」で、84%も占めています。次いで「腹部食道がん」6%、「頚部上部食道」5%です。
最も発症率の高い胸部腹部食道ですが手術も困難を極めます。場所的に肋骨の裏にあり、心臓や器官に配慮して手術をしなくてはいけないので、とても神経を使い難易度は高いです。