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食道がんの末期について説明しております。
食道がんで末期とされる状態は、がんが食道のみならず、食道のまわりの臓器や、さらに離れた臓器やリンパ節にまで転移している状態のことをいいます。
末期状態にまで食道がんが進行すると、体力がかなりなくなってしまっているので、手術をすることも困難です。
また、腫瘍がかなり大きく腫れ上がっているので、液体でさえも通せないくらい食道が狭くなった状態にあります。
さらに病状が進行すると、腫瘍が食道を突き破ってしまうくらい大きくなってしまい、胸や背中にも痛みが起こって、呼吸困難に陥ることもあります。
食道がんの末期はこういった状態にあるので、全身に起こる痛みの緩和をしたり、喉からは摂れなくなってしまった栄養を点滴やパイプを通して摂ったりするなど、患者さんができるだけストレスを感じないようにケアするという治療内容になってきます。
患者さんの肉体的、精神的苦痛を和らげ、残された余命をできるだけ安らかに過ごせるようにしてあげることが大切です。
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