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食道がんの放射線治療
食道がん放射線治療をする前に外科手術で腫瘍を取り除くことができれば確実にしたほうが良いと考えられています。
しかし、病状がかなり進行し、がんが広範囲に転移して手術が難しくなった場合や、年齢的あるいは体力的に手術に耐えられなくなった場合には、放射線治療を行います。
また、早期発見の場合にも、食道をできるだけそのまま残すために、放射線治療を行います。
放射線治療には、身体の外から放射線を照射する外部照射と、体内から照射する小線源治療とがあります。
食道がんが粘膜層内にとどまっていて、リンパ節やほかの臓器に転移がみられない場合は、腔内照射で治療し、粘膜層外にまで食道がんが及んでいる場合は外部照射で治療します。
どちらも治療時間が数分と短く、外来での治療も可能なので、普段どおりの生活を続けることができます。
放射線治療の副作用は、治療する部位や期間によって異なりますが、照射部位の違和感、痛み、吐き気、嘔吐、下痢、全身の倦怠感などがあります。
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