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食道がん生存率
日本での食道がんによる年間の死亡者数は約1万人で、がんによる死亡者数全体の3%ほどにあたり、男女比でみると、圧倒的に男性の方が多くなっています。
食道がんの生存率は、がんの進行度や治療内容によって違ってきます。
食道がんの場合、初期の段階での発見が難しく、多くの場合が進行がんとして診断されています。
食道がんの生存率は他の癌に比べて僅かに低く男女平均して35%程度になり生存率はあまり思わしくない結果となっています。
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男
男性は女性に比べて食道がんになりやすいというデーターが国立がんセンターから出ており、生存率は約5倍程度低いです。
年齢層は40代、50代が最も多く働き盛りの方に発症が目立ちます。
仕事も重要なポストを任されがちになり、健康診断を受けなかったりして徐々に病院から距離をおくようになっていきます。
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女
女性の場合は男性に比べて生存率はかなり高いです。しかし女性全体の比率だけで考えると死亡率は高いです。原因はあっきりわかっていません。
食道がんは進行度によって、手術から5年後の生存率はおおよそ下記の通りです。
生存率
食道の粘膜にとどまっている早期がんの場合は約80%
食道の粘膜下層にまでひろがっている場合は約50%
食道の固有筋層にまでひろがっている場合は約20%
周囲の臓器にまでひろがっている場合は10%未満
がんが遠隔した臓器やリンパ節にまで転移している場合では3%未満となっています。
また手術ができない場合、その患者の余命は、多くの場合、
がんの診断後半年から2年前後という結果になっています。
食道がん5年生存率
- ステージ1期 約80%
- ステージ2期 約40%
- ステージ3期 約20%
- ステージ4期 約10%
※パーセンテージはあくまで大まかな目安としてお考え下さい。